おはこんばんにちは!にっしーです。
最近、思い切って洗濯機・冷蔵庫・電子レンジの3つを買い換えました。
洗えればいい。冷やせればいい。温められればいい。と、家電にあまり興味がない僕ですが、1つだけ気になることが。
それは「価格」。
他にも色々と出費が重なっていて、削れるところは削りたい。
この時の為にと500円玉を半年間コツコツ貯金・・・予算は11万円(少なっ)。ただ、いい買い物ならプラスαの予定です。
いや〜少しばかり緊張しました(笑)なんせ、家電量販店の値引き交渉は初めて。そこで、今回は値引き初体験のスーパー営業マン(大ウソ)の僕の体験を綴っていきます。
*あくまで個人の体験をありのまま書いています。値切りを保証・推奨するものではありません。
はじめに 値切り交渉は好きじゃない
あくまで僕の考えですが、商品がオリジナルなら値切り交渉はしません。一生懸命作られた一点ものを値切るなんて、失礼極まりないです。
ただし、大量生産されているものは別。車や家電製品といったものは「値引き前提の価格設定」という側面があります。
その為、家電量販店の利益がある範囲で出来るだけ下げたいところ(そもそも値引き前提の価格なんて、面倒だからやめてくれたらいいのに…)
値切り交渉は好きではありませんが、相手が何を考えているのかを考えるのが癖です(厄介)
家電量販店に行く前にしたこと
家電を購入するラインを決める
店員は販売のプロであると同時に、毎日何人も値下げ交渉に対応している、ある意味値下げ対応のプロ。
購入を本気で考えていた為、話をスムーズ行えるように買いたい商品のネット価格を調べて購入ラインをある程度決めました。
値引きの限界がどこまでかわかりませんが、他店と競合させて徹底的に下げるのではなく、自分が納得すれば買う。という考えです(何店舗も回るのが面倒だったのは内緒)
購入ラインが決まっていないと話がグダグダになります。
家電が安くなる時期・タイミングを確認
家電量販店は「土日・月末・決算期」は値引きされやすく、新商品の入れ替え時期など「型落ち」するものは大幅に安くなることが多いです。
型落ちといっても性能は十分なので、僕みたいにあまり気にしない人は狙い目です。
家電量販店に行ってからしたこと
ここでひとつ誤算が。
それは、インターネットで見た商品が売り場に置いて無い・・・。
どうやらネットで見たモノは「型落ちの型落ち」で安かったらしい。古すぎて店舗には無かった模様。
作戦変更です。売り場にある商品で気に入ったモノのインターネット価格を調べて、ぶつける。なんだかやっつけ感が半端ないですがそれしかない(笑)
こちらから話しかけない
「本気で買う気がある人と、そうでない人」。その見分けはプロ販売員ならわかります。逆に言えば、見分けられる人は経験も豊富で値下げの権限を持っていることが多いです。
夕方に始まった家電選び。1・2店舗目は話しかけられず移動(買うオーラが足りなかったのかもしれない)
日も暮れる頃に3店舗目に着き、3分ほど洗濯機を眺めていると・・・
店「こんばんは。洗濯機をお探しでしょうか?」と、ベイマックス風の店員。
に「ええ・・・。買い換えようと思っていまして」
店「そうなんですね。どういったものか、お決まりでしょうか?」
なんとなくフィーリングが合うと感じ、さらに購入意思を伝える。
に「うーん。まだ決めてはいないんですよね。とりあえず洗濯機・冷蔵庫・電子レンジを買い換えようか迷っているんですが・・・」
パッと変わる表情と場の雰囲気。明らかに店員のやる気スイッチが入ったようだが、口調は変わらないようにしている。経験豊富だなあと思い、さらに情報を追加。
店「予算はおいくらぐらいでしょうか?」
に「この日の為に500円玉貯金してきまして・・・12万(ガチ)ですね」
店「おっ、ちょっと、その3つで12万は・・・きびしいですねw」
に「ええ。なので、いい買い物ができるなら増やします。値下げ云々のやりとりは気持ちよくないので最初から本気できてください。いいと思えたら、即決します」
店「・・・!承知しました!」
といった感じで、もう値下げ交渉とは言えない?やりとりがスタートしました。ただし、しばらく待っても話しかけられない場合はお店の制服を着ている人に少し勇気を出して話しかけましょう。
ネガティブな事は言わない・顔に出さない
例えば・・・
すぐに必要でも「すぐ欲しい」とは言わないようにしましょう。
「ああ、それならあんまり値下げしなくても買うな」と足元を見られます。
まず、冷蔵庫から選ぶことに。店員はかなり家電に詳しく説明も納得できる。
僕は「家電に興味は無い」と言いながらも、なんだかんだ冷蔵庫を目の前にするとカラーが気になり始め(笑)そして、決まりそうになった時にハプニング。なんと!求めているサイズのホワイトカラーの在庫がない・・・。取り寄せするにも約1ヶ月かかる。
店「すみません…このサイズのホワイトがなく、もう1つ大きいサイズなら在庫があるんですが・・・」
正直、人数的にもう1つ大きいサイズはいらない。
に「うーん。そのサイズは必要無いんですよね。本当に必要無いので、大きいサイズでひとつ下のサイズと同じ値段なら即決しますが・・・」
店「そ、それはwでも、確かに必要無いサイズですね」
そこで洗濯機を見に行き、最終処分品で半額になっているエヴァ弐号機のコックピットのような洗濯機に決める。ネットの口コミも多く評価も高かったが、なぜか売れ残っていた弐号機が非常に可愛く思えてきた。
冷蔵庫コーナーに戻りサイズとカラーでしばらく悩んでいると・・・
店「大きいサイズの冷蔵庫を頑張って下げますので、いかがでしょうか?」
に「とりあえずいくらでしょうか?」
その間に、インターネット価格を確認。
提示された金額はひとつ下のサイズの値段とまではいかないものの、相当値下げされている(購入ラインはクリア)。が、まだ電子レンジを選んでいない。
に「う〜ん。電子レンジと合わせてどうなるか次第です」
値引きがある程度は成功してこれくらいでいいかなと思っても、顔に出さないようにします。売り場を離れてから高校球児並みのガッツポーズをしましょう(笑)
最終決戦 インターネット価格の提示
もうネットと同じか少し安い価格だったので購入は決めていましたが、ここで相棒が突撃。
相「ネットはもう少し安いんですけど・・・」
店「少し見させていただいてもよろしいでしょうか?」
店「こちらの最安価格は、地方のショップが叩き売りされている金額なので、参考にならないんです。私達がネット価格で参考にしているのは、大手家電量販店のネット価格なんです。そちらで言いますと、最初からネット価格よりも、お安く提示させていただいております」
(えっ?!)
値切りでググった時にこんなことはどこにも書いていなかった為、最安のネット価格を見せればいいと思っていた僕は内心驚きました。
みなさんはお気づきでしょうが、自分たちが見ていたインターネット価格とは有名サイトの価◯.comです。
画像のモザイクしてあるところに販売店の名前が書いてあります。この場合は上位は叩き売り。確かにそのすぐ下に、値段は少し上がるけど大手家電量販店の名前があります。
これを参考にしている模様。
大手家電量販店のネット価格・・・熊本で言えば、コジマネット(ビッグカメラドットコム)・ヤマダウェブコム・エディオンネットショップ・イーベストといったところでしょうか。
店員が提示した価格と大手家電量販店のネット価格を見比べると、確かに安い。
店「さらにポイントもつけさせていただいております」
に「わかりました・・・。買います」
初めての家電量販店の値下げ交渉の結果
冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ全てインターネット価格よりも少し安く、購入ラインをクリア。
おおまかですが3点の金額は定価32万、販売価格21万、値切り後18万。おまけにポイントがついてくる満足いく結果になりました。(もちろん保証も)
実際に大手家電量販店の値下げの権限を持つ人に聞いてみた
Q 値切り交渉についてどう思いますか?
値切り交渉自体は、されると思って対応していますし、されなければラッキーだと思っています。
はい、やらないと損ですね。
「値切りは苦手だけど、お得に買いたい」という方は少しだけ勇気を出してみましょう。差額で焼肉にいけるかもしれません。
Q 嫌だった客は?
嫌…というよりも、やりにくい人は反応が薄い人です(笑)
そりゃ、そうですね(笑)
Q 僕を見て買うと思いましたか?
ん〜、最初はわかりませんでしたが、商品の眺め方・歩き方を見て買われるかもしれないと思い、声がけさせていただきました。
確かにすぐ、こられましたよね(笑)
やはり見分けがつくんです。どんな業界でも、その感覚がないとモノは売れません。
やりたければ、やる!やらなくていいなら、しない!
そもそも、値切りしたい人の割合ってどれくらいいるのでしょうか?
値切りしたい人の中から実際にする人は少し減りそうですね。実際に値切りする人も程度に差がありそう・・・と色々気になりますが、調べようもないのでこの辺で。