17エメラルダスMXをモデルチェンジ後すぐに使い始めて1年以上経過!それでは早速インプレッションしていくっ!
エメラルダスMXについて
2017年7月にモデルチェンジしたエメラルダスMX。
際立ったデザインは、それ自身がエメラルダスであることを強く物語る、存在感あふれるリールとなっている。
ATD,マグシールド、軽量コンパクトボディの採用などエメラルダス新時代の到来を告げるに相応しい性能を宿している。引用:ダイワ
確かに、カラーリングは主張が強い(笑)
エメラルダスMXの番手が2508PE-H-DHの理由
ズバリ!「エメラルダスMXのハイギアを使ってみたかったから」
ハイギア・ノーマルギアの好みは人によって変わってきます・・・長くアピールしたいならノーマルギア、手返しよくしたいならハイギア。などなど。
MXに関して言えば、HG特有の巻き始めの重さはかなり感じます。
エメラルダスMX2508PE-H-DHを1年以上使ってみて
最初に言っておくと、ダイワの汎用スピニングリールが比較対象の場合、満足度はあまり高くはありません。それは、LTコンセプトが出てきたから。このLTコンセプトが主軸になってくるこれからを考えると、「今このリールを選ぶか?」・・・その答えはYESではありません。
当時は「エメラルダス史上最軽量だ!」「エメラルダスシリーズのフラッグシップモデルを超えた!」と話題になりましたが、汎用スピニングリールに食われちゃってるかな・・・という印象。
LTコンセプト・・・「軽量なのに頑丈」という矛盾する2つを組み合わせることを可能にした新基準
エメラルダスMX2508PE-H-DHのデザイン
★★★★☆
「俺がエメラルダスだあぁああ!!」と言わんばかりのド派手なカラーリング。
おそらく好き嫌い分かれるでしょう(笑)
「MX」×「ダブルハンドル」の組み合わせ、僕は結構好きです。ハンドルノブの形状も握りやすくてGOOD。
エメラルダスMX2508PE-H-DHの重さ
★★★☆☆
ダイワのLTコンセプトの基準から言えば、215gは重いリールになってしまいます。
ただ、ロッドバランスを考えた場合215gというのは問題ない数字。むしろ前モデルからすればかなり軽量化されています。
エメラルダスMX2508PE-H-DHの耐久性
★★☆☆☆
釣行後の水洗いは毎回。メンテナンスもしっかりしていましたが、塩がみしてしまいました。最初は「あれっ。なんか違和感あるな・・・」とすぐ使うのをやめ、その場で水洗いだけして帰宅後に洗浄&注油。いっとき症状は収まったものの、次はガリガリガリガリと巻けなくなるほど悪化してしまいました。
その時は「これが噂に聞くゴリ感か!メンテナンスしっかりしてる俺には関係ねえと思ってたわ!」といった感じだったのを記憶しています。
今はきちっと対処して問題なく使えていますが、それまでダイワのリールを同じように使用していてゴリ感が出たことがなかったので、少しビックリがっくり。
エメラルダスMX2508PE-H-DHの値段
★★★☆☆
2万円弱。
あまり値段が変わらないセオリーと使われている素材などを比べると、こんな感じ。
17MX2508PE-H-DH | 17セオリー2508PE-DH | |
ローター | DS5 | ZAION |
ギア | デジギアⅡ | マシンカットデジギア |
自重 | 215g(ノーマルギアも同じ) | 200g |
DS5やデジギアⅡは14MXにも使われている素材です。2018年11月11日現在、この2機種の値段の差は¥2,162・・・微妙です。
エメラルダスMX2508PE-H-DHのコスパ
★★★☆☆
エギングをする分には文句無し!ただ、「LTコンセプト」「使用素材」など細かい部分を掘り下げていくと、そこまでコスパが高いとは思いません。
エメラルダスMXの口コミ
Amazonの口コミは貼れないので、リンクからどうぞ。2018年11月12日現在、5件の口コミ。
エメラルダスMXに使われているテクノロジー
マグシールド(ピニオン部分)
ボディとローターの隙間に磁性を持つ「マグオイル」の壁を作ることで海水や異物の侵入をシャットアウトする画期的な防水構造。ボディとローターが無接点であるため、軽くて滑らかな回転はそのままに初期の回転性能が長期間維持される。マグシールド搭載リールの登場以来、水没させたなど特殊な事例を除いて「塩ガミ」や「異物の混入」による回転異常の発生率は大幅に低下している。しかもその効果は長く使用すればするほど顕著な差として表れており、マグシールドの防水・防塵効果が非常に高いレベルであることを示している。引用:ダイワ
エアローター
ローター革命ともいうべき独特の構造を持つエアローター。特異な形状の最適リム構造により負荷が分散することで、同等の強度では大幅な軽量化に成功。さらにローターバランスも向上し、軽くレスポンスの良い回転とスムーズなリトリーブフィーリングを実現している。引用:ダイワ
ATD
アオリイカの引きに滑らかに追従しながら効き続ける新世代のドラグシステム。従来よりも滑り出しがスムーズなためラインブレイクしにくく、イカに違和感を与えにくいため無駄に暴れさせることが少ない。また作動感に独特の粘りがあって低いドラグ設定値でも一気に走られることが減り、ファイト中のドラグ再調整の頻度が減ってファイトに集中できる。引用:ダイワ
ザイオン
カーボン繊維を高密度に練り込んだカーボンコンパウンド樹脂で、軽く・強く・腐食に強いという特性を持つ理想的なリールボディ素材。同重量比であれば、剛性(曲げ弾性率)において超軽量金属として知られるマグネシウムをも上回る唯一の非金属素材である。引用:ダイワ
デジギアⅡ
ダイワ独自のデジタル設計技術「デジギヤ」がさらに進化。デジタル解析によって導き出された理想的な歯面を実現するために、超高精度マシンカット技術を採用し、鍛造ギヤーの数倍以上の歯面精度を実現。ドライブギヤーに特殊ラッピング加工を施し、ピニオンギヤーとドライブギヤーの最適バランスを取ることで耐久性が向上している。引用:ダイワ
性能は申し分ないが・・・
いかがでしたか?
エメラルダスで揃えたい。という方にはきっと満足度の高いリールになってくれると思います。ただ、決めるのは他のリールを触ってみてからでも遅くはないかな?
にっしーおはこんばんにちは!にっしーです。 2017年モデルチェンジ後の購入から1年以上経過。シャロー、ディープ、堤防、磯など様々な状況で使ってきました。それらをふまえて実釣インプレしていき[…]