この記事は「エギの動かし方」「エギの号数」「エギのローテーション」について解説しています。
参考文献:アオリイカの秘密に迫る、イカ先生のアオリイカ学
エギのカラーと同じくらい大切な、エギの「動き」
アオリイカにエギを抱かせるには、エギの動きが非常に重要です。それはなぜか?答えは「アオリイカの視軸」が大いに関係しています。
サイトフィッシングをした方は分かると思いますが、フォール中にエギが不自然に動くとイカは一度離れて、再びしゃくってフォールさせたら抱きついてくることがありますよね。
秋の子イカは何度も追いかけてきますが、春の親イカは不自然なエギの動き1回で抱かなくなる可能性があります。
「エギの安定したフォール姿勢」が非常に大切です。
サビくのはOK。フォール中にブレるのはNG。
視軸・・・・・・・・・・1番見やすい位置のこと
サイトフィッシング・・・目で見て釣ること
エギのサイズは何号がいいのか
アオリイカは同じ種類の餌は大きな餌より、小さな餌を優先的に捕える
なので、大きいエギ=大きいアオリイカは一概には成立しません。
「3.5号で釣れない」「周りのエギンガーは3.5号を投げている」・・・こんな状況なら3号を使ってみるといいかもしれません。
秋イカが足元まで寄ってくるのになかなか抱かない。けど、エギのサイズを落としたら一発で抱いた。そんな経験はありませんか?
あれって実は、親イカも同じなんです。
僕は3号と3.5号を使います。初心者の時は2.5号を使っていましたが、そのサイズで釣れるのはとても小さなサイズばかりです。小さなイカで練習するのが終わったと同時に3号以上を使うようになりました。秋イカでも食い気のある個体は、自分と同じか少し大きな3.5号を抱いてきます(笑)
使い分けとしては、3.5号をオールシーズンメインに。反応が悪ければ3号に落としてみたりしています。
周りにエギンガーがいる場合は、エギのサイズを確認してみよう。
アオリイカが好む餌
アオリイカは魚もしくはエビを単体で与え続けると飽きてしまい、見向きもしなくなります。これが俗に言うスレ。
しかし、面白いことに「魚を与え続けた後にエビを与える」と著しく活性が高まります。そのためエギングにおいても、カラーチェンジ・エギの形状チェンジによってアオリイカの活性を高めることができるものと考えられます。
アオリイカの好みの餌を調べる実験が行われました。
【捕食率100%の餌】キシエビ・ハゼ・ボラ・ヒラメ・ミナミハタンポ・アカエビ・ドロメ・マルアジ【捕食率99%の餌】トウゴロウイワシ・サツキハゼ
【捕食率98%の餌】コトヒキ・イソスジエビ
【捕食率96%の餌】キビナゴ
【捕食率34%の餌】マアジ
やえん釣りや泳がせで人気のマアジは、まさかの捕食率34%。
また、死んだ魚は著しく捕食が落ちます。
【例】死んだ魚を水に落とす。水中をヒラヒラと漂っている時は反応するが、底に落ちると反応が薄くなる。
同じ物を投げ続けるのがスレなら、エギの形や大きさを変えればいいかもしれない。
エギのローテーションについて
エギのカラー・ラトルの記事を読んだら意味が分かると思いますが、カラー(白黒の濃淡)・形状の違うエギ(魚型・エビ型)を用意して扇状に手前から探っていき、反応がなければカラーチェンジ。様子を見てエビ型・ラトル入りも混ぜる。
もちろん状況に合わせて工夫が必要ですが、アオリイカに対して有効なローテーション方法の1つでしょう。
釣りにメリハリがつく
いかがでしたか?
エギの使い方を理解する最大のメリットは「何をすればいいかハッキリする」こと。
僕はここまでやって釣れなかったら、「釣れないもんは釣れん」そう思えるようになり、釣りにメリハリがつくように。釣果も良くなり、前にも増してエギングが楽しくなりましたよ♪
にっしーおはこんばんにちは!にっしーです。 みなさんは、エギのカラーについてどれくらい調べていますか?多くの方が「エギのカラーの記事」をいくつか見た後、この記事にたどり着いていることと思いま[…]
にっしーおはこんばんにちは!にっしーです。 ラトルのエギが出始めた時、僕はこう思いました。「カラカラうるさいなあ・・・。釣れるのかな」 そしてラトルエギで釣りまくっ[…]