
エギング初心者講座【第2弾】となる今回は「エギングリール」について!
第1弾【エギングロッド編】
第2弾【エギングリール編】
第3弾【エギ編】
第4弾【必要な道具編】
第5弾【ポイント編】
無理して一気読みせず、休憩してくださいね!
エギングリールの選び方
リールを選ぶ際も、まず大切なのは「目的を絞ること」です。大きく2つの選択肢に分かれます。
「エギングをすることが目的」or「アオリイカを釣ることが目的」
「釣れても釣れなくても、とりあえず釣りができればいいかな〜」とエギングをすることが目的なら、1番安いのを買ったほうがいいと思います。
「持ち帰るかは別にしてたくさん釣りたい」とアオリイカを釣ることが目的なら、まずはエギングリールに必要な性能を知ることから始めましょう。
エギングリールに必要な性能は「軽さ」
この軽さというのは、「疲れにくさ」と「操作性」に影響します。
もちろん「軽い方が良い」というのはイメージしやすいと思います。
重ければ疲れやすくなるし、使いにくくなる。現代のエギングリールの自重は「160g〜240g」ほどですね。「たった80g差?」と思われた方も多いと思います。でも、エギングにおいての80g差というのは非常に大きな違いです。
ワンピースで言うミス・バレンタインのこの重量プレイ。重くなるほど苦しい。
出典:ワンピース14巻
ロッドとのバランスが大事なので軽いほどいいというわけではありませんが、適度な軽さは大きな武器になります。
エギングリールに必要な性能は「耐久性」
耐久性とは「長持ちすること」です。リールの耐久性があるということは、「買った時と同じような状態でリールを長く使える」ということ。
すぐ潮噛みしてゴリゴリになってしまったり、大物を掛けたら歪んでしまって回転がおかしくなったら、修理するか買い換えることになってしまいます。それでは「最初から耐久性があるものを買っておけば良かった」と後悔することになりかねませんね。安物買いの銭失いとはまさにこのことでしょう。
じゃあ一体どれくらいの「耐久性」が必要なのか?ダイワ・シマノの実売価格で言うと2万円クラスです。使われている部品・技術・構造的に、このクラスのリールなら「釣行後の水洗いを欠かさずにすれば」長持ちしてくれると思います。
安いリールがダメというわけではありません。しかし、「釣りをすることが目的」ではなく「アオリイカを釣ることが目的」となると、耐久性は必要になってきます。
似たような言葉で「剛性」がありますが、今回は「耐久性」に含めます。
剛性・・・曲げやねじりの力に対する変形のしづらさの度合いのこと。力に対して変形が小さい時は剛性が高い(大きい)、変形が大きい時は剛性が低い(小さい)
耐久・・・長くもちこたえること。長持ちすること。
タックルバランスを知ろう
第1弾でも少し触れましたが、「タックルバランス」について解説していきます。「ロッド+リール選び」において、このタックルバランスは非常に重要です。
タックルバランスとは、「ロッドにリールを付けた時のバランス」のこと。
写真のようにロッドにリールを付けた状態で指で支えた際、ロッドが地面に対し平行になるポイントがあります。その時の重心がリールフットに近いほどバランスが良い状態です。
*写真はジギングタックル
バランスの良さは「快適なエギング」をするうえで必要不可欠。操作性が向上し、疲れにくくなります。
タックルバランス・・・本来は仕掛け全体のバランスのことを指す。この記事では「ロッド+リール」に絞っている
リールフット・・・・・リールを付ける部分
エギングリールは右巻きか左巻きか
結論。どっちでもいい
使いやすいほうでいいと思います。
ただ、人間は右利きが9割と圧倒的に多いため、スピニングリールはもともと左巻きで作られています。
「右手でキャストしてそのまま左手でハンドルを巻ける」ので持ち替える必要がなく、慣れると便利です。
左利きやどうしてもやりづらい場合は、無理して左巻きにする必要はありません。


エギングリールはシングルハンドルかダブルハンドルか
結論。どっちでもいい
どっちを選んだからといって、釣果はあまり変わりません。
見た目の好みや重量バランスで選ばれてください。
僕は昔はダブルハンドル派でした。今は気分や状況に合わせてダブル、シングルどっちも使っています。
エギングリールはハイギアかノーマルギアか
結論。どちらかと言えばノーマルギアのほうがいい
「なぜノーマルギアのほうがいいのか?」という説明はちょちょっとできるものではありません。
それでもなるべく簡単に言えば、「ノーマルギアのほうがいろんな状況に対応しやすいから」です。詳しくはこちらをご覧ください。
にっしーおはこんばんにちは!にっしーです。 「ハイギア」と「ノーマルギア」どっちにするか?このギア比の問題は、「この色はなに?」「赤!」みたいにポンッと答えは出ません。 […]
僕は状況に合わせてどっちも使っています。他の釣りもするならハイギア、エギングオンリーならノーマルギア。など。
おすすめエギングリール6選
これまで使用してきたダイワ・シマノからピックアップしました。もちろん、エギングに必要な「軽さ」と「耐久性」をクリアしています。
このラインナップなら、好きなデザインや好きなメーカーで選んで良いと思います。ちなみに僕は、良いと思った物を使うのでメーカーに強いこだわりはありません。
【ダイワ】セオリー2508PE
「軽さ」「耐久性」「中位モデル」「コスパ」
実売価格2万円弱のコスパ最強リールです。
コスパ重視ならこれで決まり。
【ダイワ】セルテート2500S
「軽さ」「耐久性」「上位モデル」
実売価格4万円弱。
イチオシ。
*19セルテートは3月発売予定。
【ダイワ】イグジストLT2500
「軽さ」「耐久性」「最上位モデル」
実売価格7万円弱のダイワNo. 1エギングリール。
【シマノ】ストラディック CI4+ 2500S
「軽さ」「耐久性」「中位モデル」
実売価格2万円弱のコスパ最強リール。
コスパ重視ならこれで決まり。
【シマノ】ヴァンキッシュ2500S
「超軽量」「耐久性」「上位モデル」
クイックレスポンスシリーズ最高峰モデル。
【シマノ】ステラ2500S
「適度な軽さ」「耐久性」「最上位モデル」
実売価格6万円弱のキングオブリール。
予算があるならこれ。
*C3000SDHは2019年6月発売予定。現在発売されているダブルハンドル仕様はC3000SDHHG(ハイギア)です。
第3弾【エギ編】
にっしーおはこんばんにちは!にっしーです。 エギング初心者講座【第3弾】となる今回は「エギ」について!第1弾【エギングロッド編】第2弾【エギングリール編】第3弾【エギ編】第4弾【[…]