この記事は「コスパ最強・おすすめエギングリール5本」と「エギングリールの選び方」について書いています。
しかし、ただ安く手に入るからコスパ最強ということではありません。
安いからと安易に手を出さず、自分にとって本当に必要なエギングリールを選ぶことが大切です。
とは言え道具に求めるレベルは人それぞれ。
ダイワ・シマノの入門モデル〜最上位モデルを実際に使ってきた僕が、「価格以上にどれだけ価値があるか」という視点でコスパ最強・おすすめエギングリールを紹介します。
【コスパ最強の定義】 | 【この記事の場合】 |
エギング専用リールが安く手に入る | × |
価格以上の価値がある | ◯ |
ここで簡単な質問です。
どれぐらいの頻度でエギングに行きますか?また、行きそうですか?
A月1回以上、ハマったら結構行きそう
B年に数回
どれぐらいアオリイカを釣りたいですか?
A持ち帰るかは別にしてたくさん釣りたい
B釣れても釣れなくてもどっちでもいい
Aに当てはまる方は画面を下にスクロールしてください。
Bの方は1番安いモデルを買ってください。
記事・インプレの内容は個人の感想です。辛口なコメントをすることもありますし、体格・感覚で差がある可能性があります。
【コスパ最強】DAIWA セオリー 2508PE-DH
セオリーの前は250gのエギングリールを使っていました。セオリーを持って最初に感じたことは
「軽っ(OvO)」
まあ別に普通の感想ですよね(笑)・・・でも、リールにどんな良い部品が使われていたとしても、釣り人が感じるのは『軽さ』や『巻き心地』の違いくらいでしょう。
エギングに耐えうる剛性・耐久性があるなら、あとは軽さを求めるべきです。
しゃくりが多いエギングにおいて、巻き心地はそれほど重要ではありません。
セオリーのダブルハンドルの自重は200g。
シングルハンドルの自重は190gです。
最上位モデルで軽量路線を突き詰めているイグジスト。
そのダブルハンドルは190g。
シングルハンドルモデルは180gです。
総合的な性能は比較になりませんが、自重だけなら迫る勢いです。
そんなセオリーの値段は2万円弱。エギングに必要な剛性・耐久性とイグジストに迫る軽さを兼ね備えたリールがこの値段で手に入るわけですから、非常にコスパが高いです。
ちなみにエメラルダスの名がつくリールのベースはダイワのスピニングリールなので、よほどこだわりがない限りは汎用リールをおすすめします。
そして最近LTコンセプトが出ましたね。このセオリー、名前に「LT」こそ入ってませんがほぼLTコンセプトみたいなものです。
にっしーおはこんばんにちは!にっしーです。 発売されてすぐ購入した「ダイワの17セオリー2508PE-DH」。当時は「イグジストより軽いw」と話題になりましたね。僕もエギングをメインに、他の釣りにも[…]
【おすすめ】DAIWA イグジスト LT2500
ダイワの最上位モデル「18イグジスト」は、これまでのイグジストからの着実な進化を感じます。
イグジストかステラか・・・ダイワ派シマノ派で選んでもいいかな?くらいまでに生まれ変わりました。ですが、正直エギングに必要な性能だけでみるとセオリーで十分事足ります。
「ロッドとリールを最上位モデルで揃えたい」「最上位モデルを使いたい」という方には良き時間を与えてくれるでしょう。
【コスパ最強】SHIMANO 精査中
*19ストラディック精査中です。
まだ答えは出せませんが、シマノエギングリールのコスパ最強になる可能性は高いです。
【超おすすめ】SHIMANO ヴァンキッシュ 2500S
シマノのリールにはクイックレスポンスシリーズ、コアソリッドシリーズという2つのコンセプトが存在します。
クイックレスポンスはアクションが多い釣りに向き、軽い作りで細かい操作を得意とします。
(ヴァンキッシュ、ストラディックCI4+、セフィアCI4+など)
コアソリッドは巻きの釣りに向き、剛性が高く滑らかな巻き心地が特徴です。
(ステラ、ストラディックなど)
ヴァンキッシュの自重は驚異の165gです。合わせるロッド次第で最高の相棒になってくれること間違いなし。僕はヴァンキッシュを愛用しています。
にっしーおはこんばんにちは!にっしーです。 これまで発売されてきた歴代ヴァンキッシュ達が名機であることは間違いありませんが、僕はぶっちゃけノーマークでした。2019年3月、多くの釣り人の期待[…]
【おすすめ】SHIMANO ステラ 2500S
所有する者だけが体感できる、シマノ最上位モデル極上の巻き心地。使ってるだけで幸せになれます(笑)
リールの頂点に君臨するステラ。
誰もが1度は使ってみたいと思うはずですが、エギングに必要な性能だけなら中位モデルでも事足ります・・・イグジスト同様、「最高モデルで揃えたい」「ステラを使いたい」という方はステラ。
エギングリールの選び方【重要な2つの性能】
エギングリールに重要なのは【軽さ】
重すぎるとロッドと合わせた時に持ち重りしてしまい、操作性が落ちます。
数時間〜1日中しゃくるエギングでは疲れ方に大きな差が出ます。適度な軽さが重要です。
エギングリールに重要なのは【耐久性】
リールには価格相応の技術が使われています。
低価格のものは海水に侵入されたり、大物がかかった衝撃で歪んで性能を長く維持することができません。
もちろんメンテナンスは必要ですが、良いものを使う方が将来的にエコです。
釣行後は必ず水洗い、定期的なオイルメンテナンスをしましょう。
エギングリールに高いドラグ性能は必要?
ドラグには高負荷がかかった時に力を逃す役割があり、ラインが切れたり、竿が折れたりするのを防いでくれます。
イカとのファイトはまさに綱引き。魚のように根に潜るようなことはありません。
アオリイカは中位モデルのドラグ性能があれば十分対応できます。ドラグ力で言えば、3kgあればOK。
エギングリールは右巻き・左巻きどっち?
リールはそもそも左巻き設計です。それは右利きの割合が圧倒的に多いから。
僕も右利きですが、左巻きはとてもやり辛く感じたので初めは右巻きでしていました。
ただ、毎回キャスト後に持ち替えるのが面倒だったので時間をかけて矯正しました(これが意外としんどかった…)
なので今は左巻き・・・ですが、正解はないと思います。やりやすい方で可。
エギングリールはハイギア・ノーマルギアどっち?
ギア比に関しては好みの問題ですし、どちらかと言えばノーマルギアがおすすめです。
迷っている方はこちらをご覧ください。
にっしーおはこんばんにちは!にっしーです。 「ハイギア」と「ノーマルギア」どっちにするか?このギア比の問題は、「この色はなに?」「赤!」みたいにポンッと答えは出ません。 […]
エギングリールはシングルハンドル・ダブルハンドルどっち?
エギング界においてこの話題は答えが出ず、今や迷宮入りしています(笑)
なぜ結論が出ていないか?それはいたってシンプル。
シングルかダブルかで釣果が大きく変わらないからです。
だって、圧倒的に釣れる数が変わるならみんな同じ選択をするでしょう?
とは言っても形が違えばそれぞれの「メリット・デメリット」が存在します。気に入った方を選ばれてください・・・もしくは見た目の好みでもOK。
それが答えです。
シングルハンドルのメリット
ダブルハンドルに比べ若干軽い。
ダブルハンドルに比べ若干安い。
ダブルハンドルのメリット
バランスが良く、安定している。
シングルハンドルのデメリット
ハンドルが勝手に回り始める。
ハンドルが勝手に回るとフォールしているエギが不自然に動き、イカが警戒する恐れがあるので慣れが必要。
ダブルハンドルのデメリット
シングルハンドルに比べ若干重い。
シングルハンドルに比べ若干高い。
エギング界のカリスマはどっちを選んでいるのか
エギング界のカリスマ山田ヒロヒト氏は、「軽さを追求してダブルハンドルからシングルハンドルに変えた」そうです。
ん・・・軽さを追求して…?
そう、山田さんほどの腕を持つ熟練者になると、1番大事なのは「軽さ」なんです。性能をとるならきっとバランスが良く、安定しているダブルハンドルを選びます。
やはりどちらでもいいというのが結論です。シングルハンドルに変えた山田さんも、今までダブルハンドルで釣りまくってますから。
ハンドルについてはあまり深く考えず、好みで選ばれると精神的に楽ですよ♪僕はダブルハンドルがエギングっぽい感じがして好きです(笑)
*現在はシングルハンドルも使っています。やはり、どちらでも良いというのが結論です。
長く愛用できるエギングリールを。
このラインナップならどれを選んでも後悔することなく、満足度の高い釣りができることでしょう。
「もし竿かリールどっちかを選ぶ状況なら?」と相談をいただきました。
その答えは、絶対に「竿」。竿の感度が1番大事です。
にっしーおはこんばんにちは!初めてのエギングロッドで安物を買って、結局買い直したにっしーです。 この記事は「コスパ最強・おすすめエギングロッド6本」と「エギングロッドの選び方」につい[…]
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楽し美味しい釣りライフを。