インターネット上ではパクリが横行していますが、今回の舞台は世界中の人が使っているSNS:インスタグラム。
僕も釣りの写真をよく見てるんですが、ふと見慣れた写真が目にとまりました。
「ん?これ、俺の写真じゃね?」
少しの混乱と怒りを感じながら写真をクリックします。
アカウント名を見てみると・・・これまでイイねを何回か押していたし、「綺麗な写真撮るな~」と思っていたアカウントでした。魚(イカ)の写真はなかったのでフォローはしてなかったけど。
「やっぱりこれ俺の写真やん!!しかもイイね1000件以上きてるやん!スゲエけどふざけんな!!!」
この時うどんを注文してたんですが、腹ペコだったはずなのに全く空腹を感じてなかったと記憶してます。
【元の写真とパクリ疑惑の写真4枚(一部ボカしてます)】
ん〜これは確定。リポストや、文章内にアカウントについて書いてあるなら何も問題ないんですが、それもない!
てことでそっこー削除依頼します。が、日本のアカウントではないのは明らか。地域を調べてみるとロシアの3文字。
「ロシア・・・英語通じるかな。とりあえずやってみっか」
海外だからって泣き寝入りするつもりはありませんが、「諦め」が脳裏にちらつきながらコメントとメッセージを送ります。
日本語も怪しい僕。英語スキルはもちろん皆無なので、少し翻訳機能が強化された「Google翻訳」の力を借ります。サトシの「ピカチュウ!キミにきめた!」ばりに心の中で叫ぶ!
「Google翻訳、頼りはオマエしかいない!!」
【実際のやり取り、コメントとメッセージ(一部ボカしてます)】
コメントとメッセージ送って数十分。メッセージに返信がきました。
内心ドキドキ。
We apologize! We looked for you in instagram to ask you the credit for your photos, but could not find you. If you give us the credit that we will leave a photo and we will mark out you in photos. Thank you very much! We did not want to upset you and with pleasure we will mark your excellent photosお詫び申し上げます。 Instagramであなたの写真のクレジットをお願いするためにあなたを探しましたが、あなたを見つけることができませんでした。あなたが私達に写真を残すと私達が写真であなたをマークアウトするという信用を私達に与えるならば。どうもありがとうございました!私達はあなたを怒らせたくなかったので喜んで私達はあなたの素晴らしい写真をマークします
よく分かりませんが、Google翻訳によると「手違いでこうなってしまった。あなたを怒らせるつもりはないよ」と解釈。
「いや、手違いでも自分で撮ってないもの載っけんなや(笑)」と思いましたが、メッセージの返信を書いてるうちに続けてメッセージがきました。
もちろん勝手に掲載することはダメなんですが、対応が丁寧で早かったので怒りゲージはほぼ0に。許可の方向で返信します。
このタイミングで、僕が削除依頼していた4つのコメントも消しました。これにて一件落着。もちろん勝手に載せるのはダメなんですが、悪くない形で終わったことにホッと一息。
解決したから言えることですが、絵文字は世界共通なんですね(笑)
僕の写真が魅力的だったのならとても嬉しい話なんですが、素人が撮った写真なんぞ大したことはありません。今回のことは残念な部分もありましたが、スピーディで丁寧な対応でした。
あたかも自分が撮ったかのようにすることはダメな前提ですが、今回のように丁寧に削除に応じるならまだいい方だと思います。
釣り関係の記事や写真もパクリなんて当たり前にされていますし、なんなら世の中パクりだらけ。釣りキュレーションサイトの検索候補にはパクリと出てくるくらい、ブロガーは困っています。
僕も対策はしていますが、記事も画像もいつパクられるか分かりません。最近はしてなかったけど、これからは画像にウォーターマークつけようかな。